広報誌 翠の輝(みどりのかがやき)224号 コメントより
2026.07.01.
今年も一年の折り返しを迎え、季節の移ろいとともに施設の周りにも活気が戻ってまいりました。世界に目を向けると、イラン情勢の緊迫化により石油製品の供給が不安定となり、物価の上昇が続くなど、私たちの生活にも影響が及んでいます。日用品や食材の価格がじわりと上がる中、施設としても限られた予算の中で質を落とさずサービスを維持する工夫が求められています。
一方で、明るい話題もあります。サッカーワールドカップでは日本代表が躍動し、利用者の皆さまもテレビの前で声援を送っておられました。スポーツは世代を超えて心を一つにしてくれる力があります。これからは大相撲の名古屋場所そして高校野球の地方予選が始まります。特に高校野球は、利用者の皆さまの青春時代の記憶と重なることも多く、毎年楽しみにされている方が大勢いらっしゃいます。施設でも観戦の時間を共有し、夏の風物詩を感じていただければと思っています。
さて、福祉・介護の分野では、今年度もいくつか制度の見直しが行われました。大幅な介護報酬改定は令和9年度に予定されていますが、今年度は処遇改善加算の仕組みが整理され、職員の処遇改善をより明確に位置づける方向へと進んでいます。また、基準費用額、いわゆる食費の上限額についても小幅な変更があり、ご家族の皆さまにも影響が及ぶ部分です。制度改定は複雑で分かりにくい面もありますが、施設としては丁寧に情報をお伝えし、ご負担や不安が少しでも軽くなるよう努めてまいります。
社会情勢が大きく揺れ動く中でも、私たちが大切にしたいのは「日々の暮らしの安心」です。利用者の皆さまが穏やかに過ごし、ご家族が安心して預けられる環境を守ることが、私たちの変わらぬ使命です。これから暑さが厳しくなる季節を迎えますが、体調管理に細心の注意を払いながら、職員一同、より良いケアの提供に努めてまいります。
今後とも、当施設へのご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
山翠苑施設長 木村 雅映



