広報誌 翠の輝(みどりのかがやき)コメントより

2023.01.04.

新年あけましておめでとうございます。2020年からまん延しています新型コロナウイルス感染症も国内では昨年末より第8波を迎え、世界的にはコロナ禍が始まり早いもので4年目の新年となりました。昨年は、ウクライナへのロシア侵攻や、およそ30年ぶりの3%を超える高インフレや、超円安の進行など、パンデミックが霞むような一年でありました。
しかし、今年は卯年(うどし)、いわゆる兎(ウサギ)年ということで「飛躍」や「向上」、「繁殖」の年になると言われています。また、十干と十二支の組み合わせでは「癸卯」となります。「癸」は順序で言えば最後にあたり、「一つの物事が収まり次の物事への移行をしていく」ことを意味します。つまり様々なことの区切りがつき、次へと向かっていく、そこに成長や繁殖といった明るい世界が広がっていくという解釈になります。昨年までは新型コロナウイルスの感染拡大が私たちの生活に大きな影響を与えてきましたが、今年は徐々にでも好転し、コロナ禍から回復の兆しが見え始めてほしいものです。まだまだ油断はできないものの、引き続き感染防止に留意しながらも、ぜひ飛躍する1年でありますよう願う次第であります。     社会福祉法人慈豊会  理事長   田中 淳

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